ビットコインの送金がいつまで経っても未承認(unconfirmed)!な時の確認方法
ビットコインの送金は、少なくとも1回か3回の「承認」が行われて完了とみなされます。
この「承認」が終わらないと、「いつまで経っても送金先に届かない」という状態になってしまうわけです。
最近のビットコイン価格の上昇により、ビットコインの取引量が増え、承認対象の取引(トランザクションと言います)も増加しているため、承認が終わらずに届かない取引も増えています。
基本的には、待っていれば承認が終わり、送金も完了しますが、送金時に支払う「手数料」が大きい取引を優先的に承認するシステムなため、手数料が少ないと承認が遅くなってしまうことがあります。
※あまりに時間がかかりすぎると承認自体がキャンセルされます。一度送ると、着金するか、キャンセルになるかを待つしかないことになりますね。
ビットコイン送金の状態の確認方法
いずれ着金するとはいえ、いつまで経っても自分が送金したビットコインが届いていないと言われると不安ですよね。
そこで、送金したビットコインの承認状況を確認する方法をお伝えします。
ビットコインの取引を確認するには「https://blockchain.info/」を使うと便利です。
上記サイトに行ったら、トップページの右下に、「トランザクションID」を入力して検索します。
「トランザクションID」とは1回の取引につけられたユニークな番号のことで、送金したWalletの取引に記載されています。お使いのWalletで探してみてください。
ちなみに私の使用しているEXODUSでは以下のところに記載されています。
検索のすると、以下のようにそのトランザクションの状態を確認できます。ここで、以下のように「未確認」となっていると、その取引は未承認のため、先方にも着金していません。「未確認」が表示されなくなるまで待ちましょう。
未承認を減らすには
未承認状態の取引を減らすには、送金時に支払う手数料を多くして、優先的に承認してもらうことになります。
重要な送金で、あまり先延ばしにできないのであれば、その方法が一番確実でしょう。
一方、そんなにたくさん手数料を払っていられないということであれば、承認待ちの取引が少なくなるのを待って送金するというのも方法の一つです。(ただ、数時間でブロックチェーンの混雑が解消するというのはまれで、たいていの場合、数日待つことになると思いますが。。)
未承認の取引がどれくらいあるかは、同じblockchain.infoの「未確認取引」画面で確認できます。
この画面では未承認のままの取引数がリアルタイムでわかります。これが大量にあって、どんどん増えていく状態だと、通常の手数料で送金しても、すぐには着金しないことが多いです。
この数が落ち着いて、減っていく状況だと、普通の手数料でも処理が比較的スムーズに行われることが多いので、送金の前に一度チェックしてみても良いと思います。